事業に伴うメリット
自然葬を核とする事業の様々なメリットを列挙します。
都会の視点
- 再生の森(地域)を通じて都会人と森林(自然)、それを取り巻く様々な人々との精神的な絆が生まれます。
- 故郷を持たない都市住民にとって、再生の森を中心とする地域の自然環境は確立された癒しの空間となるはずです。(心の故郷)
- 直接環境整備に関るような活動に参加しなくとも、環境保全に自ら関っているという実感、満足感が得られます。
- 墓地購入、墓碑建立のための高額な費用が不要となります。
その一部を環境保全活動を通しての、次世代への貴重な投資とみなすことが可能です。 - 墓地の維持管理問題から開放されます。
地域の視点
- 良好な里山環境の整備、保全、存続そのものが好ましいものです。
- 地域に根ざした来訪者の増加による経済効果が期待されます。
(宿泊施設の利用、各種イベント開催等副次的効果) - これまで以上に地域住民、都市住民の相互文化交流が期待されます。
(2の効果として) - 地域住民にとっては周辺環境に対する再認識のきっかけともなります。
- 地元地域にとってはこれまでに無い方法で環境保全、価値観の創造に取り組むことの先駆性から誇り意識が生まれるはずです。
環境からの視点
- 墓地不足の解消として新たな墓地を開発するための都市近郊での無計画な里山の伐採が減速されます。
- 海外からの石材輸入による環境負荷の低減が期待できます。
(石材輸出国にとって石材輸出が環境負荷とはなっていなかったか?) - “再生の森”以外の地域の森林環境保全、整備への積極的関与が可能となります。
(公的補助金、環境保全基金利用により所有者負担をゼロでの環境整備) - 故人を偲ぶ対象としての選択肢として、お墓という個人的に限られたものでなく、自然そのものを選択することで、自らも自然の一部であることを再認識することとなります。
- 自然葬は森林を神聖視するきっかけとなり、その様な“再生の森”の存在は自然環境に対する人々の畏怖の気持ちを醸し出す効果が期待され、生態系の保存にもつながるはずです。
(かつての鎮守の森と同様の効果)
総括的効果
- 人と自然のつながりが強化されます。
- 人と人(都市住民と地域住民)のつながりが強化されます。
- 人と人(世代間)の時間を越えたつながりを実感できます。
- あえて自然葬を受け入れる、また、地域が主体となり、自然葬を核とした環境保全活動を支えるという地元の判断に対しては、環境意識の高まりつつある社会全体からの賞賛が必ず得られるはずです。風評被害などの心配をされる向きもありいますが、おそらく取り越し苦労でしょう。むしろパイオニアとしての評価の高まりにより、各地で後続の事業者が出現するはずです。
- 人が亡くなったら自然に還る。残された者の精神的よりどころとしてお墓という固定的なものではなく、自然そのものを対象とする。このような考え方は、古来よりあらゆるものに“神秘性”を感じていた日本人の伝統的精神文化に反するものではないはずです。また、仏教的に考えても墓地という限られた空間を半永久的に個人的に占有するという概念を超えていて仏教のみならず様々な宗教的理念に添うものでしょう。個人主義がますます強まる傾向にある現代価値観の中において、あらゆるものとのつながりについて再考する良いきっかけともなるでしょう




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